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【2023年国際女性デーに向けて】

更新日:2023年3月9日


フラワーデモをはじめて、4度目の国際女性デーを迎えます。


この4年間、私たちはたくさんの被害の声を聞いてきました。「性被害者は語れない」と言われ続けてきた社会で、フラワーデモは性被害者の声を聞き、そのための安全な場所をつくろうという意志を力に、ここまで続けてきました。


4回目の国際女性デーに、なぜ私たちがフラワーデモを始めたのか、そのことを改めて考えます。


フラワーデモは、目標のない、怒りの声でした。「フラワーデモの着地点は何か?」「いつまで続けるのか?」フラワーデモを始めた当初、一番多く聞かれた質問です。その度に、この戦いに「ゴール」はあるのか、という戸惑いを感じてきました。「性犯罪刑法改正」はもちろんゴールの一つです。不同意性交等罪がある社会、時効の撤廃、地位関係性を利用した性犯罪の重罰化を私たちは強く訴えてきました。


一方、私たちが2019年4月11日に集まったのは、どこに集まったらいいのか、誰に向かえばいいのかすら分からない私たちの怒りや悔しさを、とにかく持ち寄ろう、という思いからでした。集まるべきは裁判所の前なのか、国会の前なのか、そもそも私たちは誰に抗議をしたいのか? そんなことを話し合いながら結局、東京駅前の広い行幸通りを選んだのは、そこは誰の場でもなかったからです。抗議する相手を特定する場所ではなく、広い空のもと、私たちは隣の女性と手をつなぐ必要がありました。女性たちを虐待し、その声を嘲笑するような社会の空気に向けて声をあげる必要があったのです。そこにゴールはありません。文字通りゴールのない戦いを、私たちは始めました。


多くの女性たちが声をあげ、希望の未来をつくる一方、声をあげる女性たちへのバッシングは激しさを増しています。私たちの悲願でもあった「不同意性交等罪」の実現が目の前に迫っていますが、それを運用する社会の空気、私たちの意識が変わらなければ、性暴力そのものを根絶することはできません。だからこそ改めて、性犯罪刑法改正に向けての強い一歩と、そして改めて性被害者の声を潰すな、性を搾取するな、奪うな、暴力を振るうな、という声を3月8日に、空に向かって声をあげたいと思います。


フラワーデモとして4回目の国際女性デーに新宿歌舞伎町に立つことを選んだのは、今、ここで起きている性搾取、若年女性が巻き込まれる暴力に強い抗議を表明するためです。歌舞伎町のネオンの下で、多くの若い女性たちが、性搾取に巻き込まれる現実があります。脆弱な立場にある若年女性たち、そして支援者たちにWithYouの声で連帯を表明します。金銭では性的同意は買えません。性を買うのは権利ではありません。一方の性が一方の性を「買える」社会で、性平等は実現しません。性的同意を「買える」社会では、性暴力は「なかったこと」にされ続けるでしょう。


性暴力のない社会実現を目指して、フラワーデモはすべての性暴力被害者に連帯します。


フラワーデモ東京

フラワーデモロンドン

フラワーデモ目白

2023.3.8

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