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東 京
TOKYO
東京フラワーデモです。
性暴力事件に対する無罪判決が続いてから5か月が経ちました。
私自身、デモに集う多くの人と同じように女性というジェンダーで生きて、
当たり前のように性暴力の被害にあってきました。
それら被害を被害として、暴力を暴力として、社会が認めないことに本当にうんざりして、こんなのおかしい、とりあえずそれを共有できるひとたちに会いたい、そんな気持ちで集まった一人です。
月に一度フラワーデモに集うたび、みんなで怒る場所や傷を癒す機会がほとんどなかったことに気付かされ、ならばどんどん作ろう、既存の刑法が、
弁護士が、警察が、医師が、私たちの声から成り立っていないのならば、
いまそれらを必要としている私たちの経験から作り変える必要があると強く思うのです。
おじさんたちの声で、感覚で、つくってきた社会に限界を感じながら。問題だらけの世の中に、一体どんだけ叫べばいいのだろうと思う夜、
ていうか、ほとんど毎晩、思います。
そんなとき、歴史を変えてきた女性たちの行動に、声に、救われ、
次は私たちの声で変えたいと背筋を伸ばし、エネルギーに変え、しかしやっぱり絶望し、隣にいるおなじ方向を向いた人間たちに救われる、
そんな繰り返しで 私たちのやり方を模索しながら、迷いながら、社会を
変えていければ、そう思い、今月も東京駅の行幸通りへ向かう次第です。
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